ハイキュー最新325話のネタバレ、感想!音駒戦決着直後!
今回は、ハイキュー!!最新325話、いよいよ決着のついた音駒戦直後の様子についてのネタバレ、感想をご紹介します!
先週ハイキュー324話で因縁の烏野vs音駒の決着が着きましたが、スポーツ漫画の良いところは決着だけで終わらないところ!
今週は、ハイキュー!!の中でもひときわ繊細に描かれている「ゴミ捨て場の決戦」直後の週についてご紹介します。
324話のおさらいを簡単にすると、マッチポイントを迎えた烏野からの攻撃。コートにいる白熱した12人それぞれのスーパープレーで繋がれたラリー。
因縁の対決、どう決着がつくのかと息をのんで見守っている中、勝ち星は烏野へ。
要因は、「ラリー中にボールについた汗が、研磨のトスを狂わせたこと」。まさかの展開でしたが、バレーボール経験者であれば一度は経験したことのあることだと思います。
そして、試合終了の合図と共に描かれていたのは、今まで冷静沈着、音駒の脳として活躍してきた研磨の変化と成長です。
さて、先週のおさらいしたところで、ハイキュー!!最新325話のネタバレと感想に移ります。
ハイキュー最新325話のネタバレ バレーボールを教えてくれてありがとう
今まで、「3年生の引退」「試合の勝敗」に関しては特に熱を持たずに、冷静に相手を分析・攻略するタイプだった研磨。幼馴染のキャプテン、黒尾に対してこの言葉が書けられました。
驚くのはクロの同級生であり研磨の先輩である夜久、海。それに、研磨の同級生のトラ、福永。黒尾はあっけにとられながらこう言います。
「・・・あ、うん」
「・・・は?」
「待て待て待て ちょっと待てバカヤロウ!!」
研磨の言った言葉が信じられない様子で、目頭を抑えながら突っ込みます。
「自分が引きずりこんだんじゃないか」と心配していた弟的存在の研磨の言葉に、一番感動し、嬉しかったのは、きっとクロなんでしょうね。
一方、発言した研磨は「え 何キレてんの・・・」と困惑しているところも研磨らしいシーンでした。
ありがとうございました!
審判の試合終了、挨拶の笛がなり、両校一斉に礼。ネット越しに握手をする、烏野メンバーと音駒メンバー。
東京で観戦している観客、音駒の学生、仙台で観戦中の烏野応援団も、暖かい拍手を送る。
両校主将は、主審・副審に握手と共に挨拶を行う。本来であれば主将同士もネット越しに握手をして終了のところ、澤村がネットをくぐって黒尾の方へ。
汗だくの中、やりきったような笑顔で抱きしめあい、お互いの健闘を称え合う主将同士。ジーンとくるシーンです。
その次のページは、両校のメンバーで様々な組み合わせが「お疲れさま」「楽しかった」と言わんばかりに、握手や抱擁を重ねます。注目したかったのは、3年生同士のメンバーですね。
例えば、海・澤村。黒尾・東峰。夜久・菅原。音駒はこれで引退とは思えないほどの清々しい顔で、やりきった!ということが伝わってきます。
それから、師弟関係にある黒尾・月島。お互い尊敬しあっている西谷・夜久。同士だと感じている田中・トラなど、「この組み合わせ好き!!」と思える2人組が絶対にあるはずです。
清々しいだけでなく、やっぱり音駒の2年生以下は「悔しさ」「もっと3年生とやっていたかった」と思いが先行するのでしょうか、
涙する犬岡を支える海、トラと福永を支える黒尾、リエーフと次世代リベロを担う芝山を支える夜久。このチームでやれるのは最後だったんだ、と実感させてくれるページが続きます。
止まない拍手 両校監督の思い
真剣な表情でコートに拍手を送る、冴子率いる烏野応援団と、茜率いる音駒応援団。
「やった!勝った!」「負けた!くやしい!」などという表情ではなく、どちらも真剣に、両校共に尊敬したような真剣な眼差しが印象的です。
暖かい拍手に包まれる中、両校のコーチ・監督の握手が行われます。
まずは、バレーボール初心者でありながら烏野との練習試合や強豪とのつながりを取り戻した立役者である顧問 武田と、音駒の猫又監督。
次のページには、烏養一繋元監督の血を継ぐ、烏野の現コーチである烏養繋心と猫又監督の握手が。
仙台の病院でテレビを生中継で見ていた烏飼一繋元監督は、その場で手を差し出し、高校時代からの戦友である猫又監督との握手を連想させた。
まだ終わりじゃねえな
両校、ベンチに応援の感謝の意を示します。さっきまでは神妙な顔をしていた冴子さんをはじめとする烏野応援団も、この時ばかりは100%笑顔で、目に涙を溜めながら称えます。
音駒応援団も、涙を目にたくさんためながら、「お疲れ様」と言わんばかりに拍手を送ります。
猫又監督からは、「ナイスゲーム」「ありがとう」と、言葉少ないながらに監督からの信頼を感じる言葉が。
音駒メンバーは、今まで引っ張ってくれた、尊敬する師へ「ありがとうございました!!」と、伝えても伝えきれないように感謝を述べます。
そして撤収前、影山は研磨に「またやりましょう」と一言。日向も「研磨!来年もやろうな!」。研磨からは、「うん やろう」とポツリ。それを見ていた猫又監督も笑顔。
最後に海が「終わりだけど、この3年間が黒尾と夜久と一緒で良かった」と一言ポツリと漏らします。
その言葉に「っふざけんな海っ!ふざけんなマジで!」「ンモーー!どいつもこいつもッ」と感動を漏らす2人。そこで、日向の視線の先に躍動する梟谷の木兎。
「・・・終わりだけど、まだ終わりじゃねえな」
音駒戦、ついに終焉。最高の試合でした!
325話のハイキュー!!も最高でしたね!!センターカラーじゃなくて表紙でお願いしたかったくらいです。
今週グッときたのは、大きく分けて3つ。1つは、センターカラーの表紙。「見据えるは 長く続く因縁の先」 学生時代の猫又と烏飼が並んだカラーです。
もう、音駒戦終焉に相応しすぎるセンターカラーで、すでに鳥肌が立ちました!淡いタッチもたまらないですね。
2つ目は、音駒と烏野メンバーの握手のシーン。
個人的にグッときたのは、夜久・菅原の笑顔のぶつかり合いですが、「ここそうだよね!絆あるもんね!」と納得できるメンバーが並んでいたので、もうたまりません!
「ツッキー良かったよ」と言わんばかりの黒尾の笑顔も良いですね。好きな2人組を見つけて欲しいです。
最後に、3年生は最後だけど、それを託された次世代の気持ちの変化ですね。この試合で丁寧に描かれていた研磨の変化が代表例でしょうか。
リエーフも冷静になりましたし、音駒が春高で得たものは、非常に大きかったんじゃないでしょうか。
・・・それにしても、良いスポーツ漫画というのは、主人公のチームだけでなく、相手校も好きになってしまって、どっちも応援してしまうので困りものですよね。
今まで出てきた相手校の中でも一際大好きな「因縁の音駒」だったので、読み終えた時の満足感がなんとも言えませんね。来週も、早く見たいところです!
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!