寄宿学校のジュリエット最新【81話】ネタバレと感想!「公約発表会終了!」

 

寄宿学校のジュリエット最新【81話】ネタバレ

 

自分の可能性を信じ、親しみやすい監督生を!蓮季の演説

 

選挙演説の一番手は蓮季です。蓮季は昔の自分の話をします。引っ込み思案な自分は監督生は近寄りがたく、威厳に満ち監督生は憧れの存在でした。

 

 

だから、自分はあんな風になれない、監督生になれるのは選ばれた特別な人間だけど自分の可能性を殺していました。

 

 

ですが、露壬雄との出会いで自分でも役に立てることに気づき、誰かのために動いたら友達もできて自分の環境が変わっていくのに気づきます。

 

 

自分が自ら挑戦することによって皆んなが幸せになっていく、蓮季にとってそれが幸せだと感じたので監督生を目指すことになりました。

 

 

蓮季の言ってる事ってほんとに大事なことだなーと思います。自分で自分の可能性を無くしてしまうことは本当に良くないですね。自分を信じるで自信とある人が言ってました。

 

 

その気持ちを大切にしたいなーと読んでて思いました。

 

 

黒と白の完全分離化によりより良い学園生活を。玲音の演説

 

いよいよ玲音の番が来ました。玲音は壇上に立つ前に「ぬるいよ」と一言言ってから行きます。すでに何かやらかす気満々です。

 

 

玲音はどれも素晴らしい演説だと前置きをしつつそれは詭弁だともいいます。そしてはっきりと白猫が嫌いだと言い放ちます。

 

 

それを聞いた白猫のモブくんは喧嘩売ってるのかと立ち上がりますが、サーベルバリアが働き、大ごとにはなりませんでした。

 

 

玲音はその事を問題にします。お互いいがみ合っている状況こそこの学園の問題。それはこの学園の創設の話に遡ります。

 

 

改めて確認しておくと、元々ダリア学園は東和とウェストという敵対する二国間の友好目的で作られました。その真の目的とは平和協定結んだ事を社会的にアピールするため。

 

 

そして、生徒たちも学園の理念に賛同する=敵対する国同士が友好的に過ごすというわけでなく、名門で将来が約束されているという理由で通っていると分析します。

 

 

毎日好きでもないやつと顔を見て過ごし、精神的におかしくなりそうな環境を改善するには完全に黒と白を断絶する事です。授業や教室、白と黒が交じり合わないよに壁を作るなど徹底的に分裂するという話です。

 

 

嫌いなもの同士無理に仲良くなる必要もなく距離を置き戦いを避ける。そして、好きなところで好きなように過ごす。二寮の断絶が玲音の公約でした。

 

 

あれですかね?簡単に臭いものには蓋をせよみたいな感じですかね?これには黒犬も白猫も納得の政策で今日一番の拍手が送られます。

 

 

ですが、小羊が張り合いがなくなるというポソッといいます。あ!やっぱりそうなんだ、と思いました。

 

 

黒犬と白猫っていがみ合ってはいるが実は仲がいい、いわゆる喧嘩するほど仲が良いというか。ナルトとサスケの様な、ルパンと銭形のような。

 

 

そして、この公約の話は実は前々から思っていたりしていました。仲良く出来なかったら別々にしやいいやん!と作品の根本を覆すような事を考えながら読んでいました笑。

 

 

なんなら、そもそもそんな学校選ばなくちゃいいんじゃん!とも思っていました。でも、玲音の話で納得しました。名門だから将来が有望。なるほど。これは確かに通いたくなるかも。

 

 

仮に東大が同じようなシステムでも行くのかなーと思いました。例えば寮ではなく文系と理系の生徒がいがみ合ったりする。

 

 

でも、東大出身というブランド力はある…とここまで考えようとしましたが、自分にそんな頭脳を元々持ち合わせてなかった事に気付きました!調子に乗ってごめんなさい!

自らの意思で学園を変えていく!露壬雄の演説

 

最後の大トリ。露壬雄の番になりました。露壬雄は全生徒に問いかけます。「この学園が好きか?」

 

 

露壬雄は学園が嫌いだと話始めます。妙に堅苦しいし、門限が厳しい、携帯の持ち込み不可など生徒の自主性より伝統を重視する校則や規則、不満に思うのも無理はありません。

 

 

あと、この作品きってのドタバタ場所、ダリヤ街の話にも触れます。ダリヤ街の外出は3ヶ月に1回。なぜならば外出は風紀が乱れるという理由でした。そうなんです。

 

 

ダリヤ学園の生徒は昔からいつ誰が決めたか分からないルールや規則に疑問を持たずに従っています。

 

 

まぁ、学校なんでそれはそうなんですけど、確かに自分たちも校則とか疑問に持った事は無かったかも知れません。

 

 

さらにこの学園の友好政策も昔、勝手に大人が決めた事だと話します。黒犬も白猫も仲良くしたくないだとかいい迷惑だと気持ちを爆発させます。

 

 

小さい頃からお互いを敵視する。でも、それは本当に自分の意思なのか皆んなに問いかける露壬雄。ちゃんと自分の頭で考えていたかどうか。

 

 

露壬雄は出来なかったといいます。決められた事に従うだけだった、と。

 

 

ですが、ペルシアを好きになってからルールより自分の大事な気持ちがあり、価値観を変えたら見えない景色が見えるようになりました。

 

 

自分の気持ちに素直に生きたら学園も楽しくなって来たと話します。そして、もう一度学園のルールを見直すように提案します。自分たちの学園だから自分たちで決める。

 

 

そして、必ず皆んなに植え付けられた価値観を変える。ペルシアと2人で。という感じで今回は終わりました。あれ?ダリヤの皆さまは洗脳されているんですかね?

 

 

露壬雄の演説はなるほどって思いましたね!確かに校則に疑問は持たないし黒犬も白猫も小さい頃からお互いに敵だ!って育ってきたらそうなります。

 

 

それは確かに自分の意思ではないです。価値観を変えていかないと分からないものもあるのだと思いました。

 

 

あと露壬雄の意見に生徒が頷くシーンを見て、よく考えると露壬雄とペルシアだけピックアップされています。

 

 

ですが、2人以外にも黒犬と白猫のカップルっているかもしれないなーと思いました。意外にこれ、伏線じゃないかな?

 

 

そりゃあ、どんなにいがみ合ってもカッコいい、可愛いって思いますもん。人間だから。そんな展開に少し期待してしまいます。

 

 

寄宿学校のジュリエット最新【81話】の感想!

 

今回で全ての公約がでました。黒、白ともに熱の入った公約内容で、これからさらに深い展開になっていくのだと思います。

 

 

露壬雄の意見を聞いた玲音の不敵な笑みが怖さ倍増でした。まだ何か考えているような不気味さがあり、今後の話が楽しみです!

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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