寄宿学校のジュリエット10巻のネタバレと感想!新キャラ登場!監督生選抜

今回は寄宿学校のジュリエット第10巻のネタバレと感想を書いていこうと思います。よろしくお願いします。

 

 

前巻では東和旅行で訪れた犬塚邸を訪れた際、露壬雄とペルシアの関係が露見してしまい、露壬雄と藍瑠の兄弟喧嘩が描かれていました。

 

 

とうとう2人の関係がバレてしまいましたが、どうなるんでしょうか?それでは、寄宿学校のジュリエット第10巻の感想とネタバレに移りたいと思います。

寄宿学校のジュリエット10巻ネタバレ!東和デートでペル1のデレシーンが見られる!

 

まぁ、その前に目が行くのは表紙をめくった瞬間に出てくるペルシアのメイド姿ですよね。堪らん。

 

 

前回からの東和旅行編の最後を飾る今回の話。一悶着があって、犬塚邸を後にした2人。

 

 

ペルシアも流石に実家に顔を出さないといけないため、空元気の露壬雄はペルシアを駅まで送ろうとします。

 

 

そんな姿を見たペルシアはある提案をします。それは、汽車の時間まで少し時間があるので寄り道に付き合って欲しいとの事でした。

 

 

最初に向かったのは着物レンタルの店。折角だから2人で着てみたいという事で着てみることに。志村けんのおばあちゃんみたいな人が対応してくれます。

 

 

2人とも着物姿で颯爽と登場。いいです!最高です!ペルシアさん。黒髪ショートもいいけど金髪ロングバージョンも拝見したいです!

 

 

そして、もちろんデレデレ露壬雄は相変わらずの事なんですが、ペルシアも露壬雄の姿を見てカッコいいと思うほど2人はビシッと着こなします。そこから着物デートスタートです。

 

 

露壬雄はふと思います。もしも、同じ国ならば一緒に多くの時間を過ごせたではないかと。

 

 

ですが、いかんせん。露壬雄は東和、ペルシアはウェストの出身。敵対する2つの国出身なのでデート1つでも大切な事なのです。

 

 

今回、ペルシアが積極的です。馬車が乗りたいとか足湯を使ったり2人で楽しみます。ですが、あっとゆうまに電車の時間。寂しい気持ちを抑えて笑顔で送る決意をした露壬雄。

 

 

それもそのはず。露壬雄はペルシアは自分が情けない姿ばかり見せてたため、デートをしてくれたんだと思ったからです。

 

 

情けないところばかり見せてるから、せめて別れ際には笑顔で見送ろうとします。

 

 

「犬塚はもう大丈夫なんだ?」

 

「私はまだ…足りない…」

 

 

はい。これが答えです。ペルシアさんの。同情でデート?違うんですよ。はい。露壬雄に気遣ってじゃないんです。

 

 

純粋に露壬雄と一緒に居たかっただけなんです。しかも…足りない…だと?お父さん、そんな娘に育てた覚えはありません!←キショ

 

 

中々のデレ具合を見せてくれたペルシア。ここで東和旅行編は終了しました。

新キャラの黒髪ウェーブ 玲音登場

 

寄宿学校のキャラクターって変換しずらい!はい。取り乱しました。表紙を飾る黒髪美女、狗神玲音。なんか色々腹黒さがある感じがしますねー。

 

 

彼女は怪我で病欠していたらしく、見事復学を果たし、久々の登校で転がってきたスコットを「汚い」とボソッと呟いて踏みつけようとします。

 

 

そのシーンたるや、パンツが見えそうで見えない描写で。あースコットっていつもこんな風景見てんだ。絶対シャルのパンツ見てんじゃんとか思ったりします。

 

 

そんな彼女は白猫を徹底的に潰すという野望を持って藍瑠のファグボーイになります。

 

 

そう、露壬雄にとっては仲間内でもライバルのような存在になってしまいました。

 

 

まぁ、まだ彼女が何を考え、作中でどう動きどのような立場になるのか皆目検討つきません。

 

 

激化する監督生選抜戦

 

とりあえず玲音の提案を保留にした露壬雄。ある日の休日、年に3回行われる監督生総会に召集されました。

 

 

この監督生総会は今後の方針や予算などを決める重大な会議で、今回は監督生選抜選挙の概要についての会議のため、黒犬、白猫の監督生とその雑用係も同行することになります。

 

 

そう、まさにこの時から監督生選抜戦が幕を切って落とされたのです。

 

 

差し当たっては5月から選挙活動→2週間の演説や自己PRなどを行う→5月の中間に投票開始!という流れのようです。なんだ、どこの世界でも似たような事をやるものだ。

 

 

玲音は白猫をつぶすと宣戦布告するわ、ペルシアも応戦するわ、アビも露壬雄も代表譲る気はないはバッチバチ火花が飛び散る選挙戦。

 

 

とりあえず今回は黒犬メンバーの信頼を得るため、寮の掃除を仕切る露壬雄の話がありました。

 

 

必死になって信頼を勝ち取ろうとする露壬雄ですが、人の為にやっている蓮季に勝てるわけがなく自身を失いかけそうになります。しかし、それを救ったのも蓮季。

 

 

蓮季がここまで頑張れるのも露壬雄の背中を追いかけてきだそうです。そんな彼女に即発され、露壬雄も蓮季をライバルだと言ってお互いを鼓舞します。

 

 

今後はこのような選挙活動の話が盛り込まれるかもしれません。乞うご期待です!

 

 

シャル姫とスコットが輝いてたぜ!

 

この2人が直接絡んだわけではないですが、両者メインのストーリーも中々良かったです。

 

 

まずはスコット。ファグボーイになるためにレックスに雑用係にしてもらうように頼みに行きます。

 

 

ですが、レックスにはもう先に雑用係にした人物がいます。ソマリです。ソマリもアビの手助けをしたくて監督生を目指そうとしているみたいでした。

 

 

さらにスコットも食い下がります。そこでレックスはある対決の勝者の勝者を雑用係にすることになります。その対決とはプロレス勝負です。女装したスコットとソマリで。

 

 

もう一度言います。「女装した」スコットです。

 

 

最初はソマリ優勢かと思われる試合展開でしたが、ソマリをスタミナ切れ寸前まで追い込み、予想以上に粘るスコット。

 

 

この粘りの正体はスコットのペルシアの思う気持ちからでした。

 

 

ただ好きとか好意的な気持ちではなく、ペルシアの信念とも言える「多くの人のために良い学園にしたい」というペルシアに心打たれたため。彼女の手助けをしたい気持ちでした。

 

 

その信念はついにレックスの心を動かし、晴れて彼の雑用係になりました。よかったね!スコット。

 

 

そのスコット、衝撃事実が2つ。1つはメガネとったらのび太くんばりの変身をとげ、イケメンになる。

 

 

もう1つは彼、平凡ゆえにダリア学園のレベルについていけずグレてた時期があったんですって。マジかよ!スコット笑笑

 

 

それを見放さずにいてくれたのがペルシアだそうです。いつかその話が描かれたらいいですね。

 

 

そして、シャル姫の話もよかった。今回はペルシアの誕生日プレゼントを買うために喫茶店でバイトするという話。

 

 

挙動不審な動きをしていたシャルを心配したペルシアは露壬雄と一緒にシャルを尾行します。露壬雄はウェスト人が住まうウェスト村のとある喫茶店でシャルを見つけます。

 

 

名前も偽名で変装してその喫茶店でアルバイトをしていたシャル。実は自分で貯めたお金でペルシアに誕生日プレゼントを買う予定でした。

 

 

ペルシアはシャルの事を王妃ではなく友達として見てくれているため、自分も王女ではなく友達として贈り物をしたいという理由でした。なんだ、毛利蘭と鈴木園子ですか?君たち

 

 

そんなこんなで露壬雄の失敗もあり、店長が抜けた喫茶店を2人で切り盛りする露壬雄とシャル。客から無理難題を押しつけられてもペルシアの為にと踏ん張ります。

 

 

しかし、彼女は客のある行動でブチギレ。その瞬間、客側全員がサービスの不満で激怒。

 

 

しかし、今まで溜まっていたものを放出するかのように正体をばらし、ドSプレイを客にやらせます。

 

 

ウェスト人のドM気質もあり、問題になる事なく無事目標金額も貯まったシャル。露壬雄になぜキレたか質問されるもスルーします。

 

 

彼女は実は、東和人(露壬雄)が淹れたコーヒー不味いと客のウェスト人が捨ててしい、それを見てキレたそうです。いい子や泣。以上、秘密のアルバイト編は終了です。

 

 

ベストオブ1コマ絵

 

寄宿学校のジュリエットって、相当見開きページとか1コマ丸々書かれた絵とか拘っていると思うんです。

 

 

もちろん、僕もこの1ページ丸々書かれた絵は大好きです。という事で、俺的今巻の1コマ絵はシャル姫のあっかんべーの絵です。

 

 

いやー迷ったんすけどね。やっぱり、露壬雄に客をキレた理由を教えない意地悪さとその理由のかっこよさが凝縮されたあっかんべーは破壊力抜群でした。

 

 

寄宿学校のジュリエット10巻の感想

 

以上が10巻のネタバレです。いよいよ選挙が始まりました。様々な思惑が交錯して、更に深くなっていくでしょう。

 

 

今回もたっぷり2人が見せつけてくれるので、お腹いっぱいになる時があります。そんな時に脇役の話とかがあると安心しますね。

 

 

新しいキャラクターの玲音。彼女がどう動くかで今後どうなっていくのか見ものだと思いました。

 

 

全然見当違いかもしれませんが狗神と狛井。玲音と蓮季の苗字なんですが、頭文字とると狛狗なんですよね。

 

 

まぁ、それだけの話かもしれないですし実は2人はいとこ?親戚?全く違う伏線かもしれないですし。

 

 

個人的にはあとがきで作者が性癖がある事は創作意欲に繋がるからいい事と担当に褒められて天職だ!

 

 

って感じた話が描かれてるんですが、俺、蓮季がガラスを掃除しているシーンが大好きなんです。あ!ドン引かないでくださいね?

 

 

また新たなキャラや刺客が出てきてハラハラドキドキする展開になると思います。発売予定日は12月17日予定です。楽しみです。

 

 

以上。寄宿学校のジュリエットのネタバレと感想でした。お付き合い頂きありがとうございました。