川柳少女6巻のネタバレや感想!柄井高校文化祭からスタート
今回は川柳少女、6巻のネタバレと感想を紹介していこうと思います。
川柳少女の作者、五十嵐正邦先生の作品は『まったく最近の探偵ときたら』というマンガを初めて読んでからその画力の虜になりました。
ある日、いつもの様に本屋で新作マンガのコーナーをリサーチしていると、聖徳太子の棒みたいな物を持った可愛らしい女子高生が目に入りました。
よく見たら五十嵐正邦という文字が。即買いしました笑毎回、新刊が出るたびに買い続けてるほどハマっています。
川柳というテーマを題材に五十嵐先生のキレのあるギャグと学園ラブコメを取り入れた少年誌至極の作品。
それでは可愛さと面白さが詰まりまくった川柳少女第6巻の内容やネタバレ、感想を隅々まで余すことなく書いていきます!
しょっぱなに やってくれます 五町ちゃん
まぁ、初っ端は七々子のメイド姿から始まるんですけどね。それは置いといて。前回のあらすじを簡単に説明します。
他薦によって文化祭のミスコンに出る事になってしまった七々子と、エイジにクラスの出し物でやる演劇を観に来て欲しいと誘った五町。
七々子はエイジに綺麗なドレスを見てもらうため、内気な五町も演劇で主役をやるという事で何か思惑があるような感じで5巻は終わっていました。
そして第6巻は主人公たちが通っている柄井高校文化祭の話から始まります。エイジはメイド喫茶の仕事を終えて五町のクラス出し物、演劇へと向かいます。
五町は想いを寄せているエイジが見にきてくれて心臓バックバク。人という字を書いて飲んで落ち着かせるという古典的な方法で平常心を保とうとします。
それはもう、何人もの人という字を飲み込みまくっていました。それもそのはず。五町は演技にかこつけてエイジに告白するつもりなのです。
あ!本当に告白したわけではなく、告白するシーンがあるからそれをエイジに見てもらうという事です。熱のこもった演技をする五町。練習より気合い入りまくってます。
なぜなら、目の前にエイジがいるからです。恥ずかしさを乗り越えていよいよ告白する場面に。自分とエイジを照らし合わせて語る五町。
しかも、初めて中学で出会ったエイジの事を付け加えたりとアドリブを入れまくりです。そして告白のセリフ…。
「私は君の事が好きだよ。返事はしなくていいよ。だから、明日からも仲良くしてね?」堪らんな…。あ!繰り返しますが告白はしていません。
セリフとして言っただけですから。舞台が終わった後、エイジに「いつかまたあのシーンやるから、また見てくれない?」と堂々の告白宣言をして終わります。
まぁ、エイジは鈍いから全然気付かないですけどね。いつかエイジにきちんと告白できる時が来るといいですね!
俺の嫁 なってはくれぬか? 七々子ちゃん
五町の告白!?も無事済んだので次は七々子のターン。写真投票を勝ち抜き決勝戦へ駒を進めた七々子。
七々子はミスコン決勝戦前にエイジには自分の事を見ないように体育館裏に居てもらうようしたり部長に何かお願い事をしたりと何やら怪しいな動きを見せます。
そして始まったミス柄井高コンテスト。体育館では自己紹介をしただけで七々子推しのオーディエンスが盛り上がります。
いよいよ、メインイベントのドレス審査。観客の盛り上がりが最高潮に達している中、外でポツンとエイジが立っています。
エイジは七々子がドレス姿を見られるのが恥ずかしいと思い、七々子の言いつけ通り体育館の裏にいたのです。本当は見たい気持ちを押し殺して。
そこへメールが送られてきました。
「決勝で ドレス着るって 言ったよね」
「そのドレス 最初にキミに 見せるから」
エイジの目の前にドレス姿の七々子が現れます。ふぁーーー!最初に見てほしいのがエイジだから体育館裏にまで呼び出したのかよ!!!くそ!俺と結婚して下さい!
部長はこの時間を作るために壇上でショートコントを披露します。後輩のために一肌脱ぐ。泣かせるじゃねーか。部長。
最後はちゃんとエイジにかわいい発言をいただいた七々子なのでした。
新キャラの 顧問のせんせ 倉阿佐子
文芸部に新顧問が就任します。その名も倉阿佐子(22)初見だからどうゆうキャラ設定なんだろうなーと読んでいるとどうも、忘れっぽくておっちょこちょいキャラみたいです。
初っ端から先輩教師の竹道先生は言い間違えるし右行くところを左折するし、学外には出るし…。3ページで破壊力がすごい。
そして彼女、全体的に緩すぎて、胸元も緩すぎて、谷間が見えてしまう。なんつー破壊力…。
おっちょこちょいでドジな彼女ですが欠点の物覚えの悪さを全生徒分の特徴や苦手教科などをノートで書くという努力もしていました。いい先生だ泣
今後の活躍が楽しみです!次巻には倉先生の日常も収録されるので楽しみですね。
すごく余談ですが、扉絵の倉先生が乗っていたバイク。ジョルノっていう原付なんですが、あれ俺が乗ってるバイクと同じやつでした笑。
大体かわいい系のバイクはビーノって原付を描かれて事が多く、ジョルノを描かれているのは初めて見てテンション上がりました。
準レギュの キノ、タオ話も 見ものだよ
なぜか同い年なのに七々子の妹キャラのキノとクールキャラが崩壊しつつあるタオ。すっかり準レギュラーの地位を確立してる2人をメインの話が出てきます。
最初に出てきたのはスランプに陥ったキノの話。いつもスケッチブックで会話をするキノですが、スランプに陥り作画崩壊をおこします。
そこでキノのスランプ脱却のためにタオ、七々子、エイジが立ち上がります。七々子に癒してもらったり、エイジに褒めてもらったり…。
でも、最終的にスランプから脱する事が出来たのはタオの一言でした。タオは百発百中の占い師です。だから、タオの発言はそれだけ期待値が上がってきます。
タオは「あなたのスランプが霧のように晴れていく」とキノに言います。その瞬間、キノは腫れ物が取れたかのように絵画レベルの絵を描き、完全復活を遂げます。
最初、このシーンを見たらタオの予言のおかげで自信がついたかと思いましたが、そうではありませんでした。
キノはタオが自分の絵を褒めてくれたのが嬉しかったのがスランプ脱却することができた理由でした。
いやー同じクラスで実は仲良し。キノ×タオのいい友情を見せてもらいました。
そんなタオがメインの話はギャグ要素が強めの構想でした。やはりこのままギャグ要員で行くのか?
『金髪美女とデートができる』と占った客に占いが当たってないと文句をつけられたタオ。信用を失いかけてしまいます。
それならば、自分が金髪美女に変装してその客とデートする→自分の占いが当たった事になると画策します。
金髪のカツラをして胸に詰め物をして…。いざ、占った客とデートをします。努力の甲斐あって客の信用も回復して大円団。
ちゃっかり自分も宣伝した直後、そのお客は本当に金髪巨乳美女に逆ナンされます。タオの占いは当たっていたっていうオチでした。
タオは必中占い師を最終目標にしています。すなわち必ず当たる占い師、1つでも占いを外してはいけないという心構えで占いをしています。
金髪美女に変装までするタオ。彼女の占いに対しての並々ならぬこだわりと情熱が垣間見えるお話です。
あ!今回、琴姉さんはほとんど出てませんでしたが、ファンの皆様、次の巻には出てくるので乞うご期待!
エイジさん 早く告れよ ハーレム野郎
1.ドレスアプローチ
2.目隠し
3.秘密のメッセージ
4.ハグ
5.デート
6.手繋ぎ
7.頭ナデナデ
8.お姫様抱っこ
9.もう一度ハグ
10.おねだり
11.食べ物シェア
12.見惚れる。
これ、第6巻にある七々子とエイジのイチャつきポイント(僕調べ)巻数を増すごとにイチャイチャ度も増してる感じがします。
まぁ、6〜8は七々子の夢の中でしたが。七々子は1巻から積極的にエイジにアプローチしてきましたが、エイジもエイジで1巻よりだいぶ七々子を意識するようになってきたようです。
七々子にドレス姿の感想を求められて照れてしまったり、七々子に釣り合うようにカッコよくなりたいとお洒落に気を使ったり…。一番最後なんて、面白くなりそうな展開でした。
雪が降ったある日。野外で活動する文芸部。雪の中ではしゃぐ七々子を見て一句書こうとします。
その前の部長の会話で、「本当に美しいものを見た時、言葉が勝手に出てくる」という話をして筆を走らせようとするエイジ。
そこで腹痛を起こし、次回に持ち越しみたいな感じになりました。もう、かなり気持ちが出かかっていますねエイジくん。今後の展開に目が離せませんね!
しかし、彼の周りは女だらけ。倉先生まで一緒に飯食べてイチャつくほど。頼むよエイジ。1日俺と変わってくれ。
忘れずに カバーを外して 見えるもの
皆さんはマンガ読み終わった後でも先でもいいんですが表紙のカバー外す派ですか?
俺、結構外して見ちゃいます笑。最近の漫画っておまけの4コマ漫画とか裏設定とか表紙とは違うもの描かれてる事多いですから。
川柳少女の単行本の本体には表紙カバーの七々子をモデルにアマネが撮影をしているって設定で、撮影風景と見物してる側が描かれています。
第6巻のカバー絵はゴスロリちっくな七々子の絵。これ、タオの服だそうです。実はタオ、虎視眈々と表紙に載る事を狙っていました。
表紙に載る確率を占ったり、そろそろ自分の単独グラビアのオファーが来るのではないかとドキドキしたり。
そして第6巻でついに!念願叶ってタオ(の服)が表紙デビューを飾る事となりました。
え?服だけ?いやいや、タオ自身も大満足。ただ、キノがある情報を握っていたのです。それは見てからのお楽しみ。
今回、描かれていたのはこんな感じでした。川柳少女は他にもおまけマンガや空きページの一コマ、帯には勝手にベスト川柳と題して作中に出てきた川柳のNo.1を決めたりしています。
新キャラで さらに広がる 川柳ワールド
とゆう事でネタバレを書いてきましたが、ここからは6巻の感想です。
6巻は新キャラの登場とともに新たな角度からキャラクター達の話が描かれていたと思います。
新キャラの倉先生。顧問ということで今後は文芸部の面々との絡みも多くなってくると思います。
ドジキャラなのでトラブルメーカーのような面も出しつつ、先生らしい一面が見えるかもしれません。楽しみがまた増えました。
キノ×タオの話も今後増えていったら嬉しいなーと思います。タオはキノッティーと言ってるけどキノはタオの事なんて読んでるんだろう…。気になるなー。彼女たちの絡みにも期待です。
あとはやっぱり七々子、エイジ、五町の恋模様ですね。五町はここまで七々子とエイジが相思相愛だから2人の間に入る隙があんのかな?と思って応援してあげたくなります。
あと、エイジもエイジで七々子に対してさらに想いを強くしていると思いました。でも、彼は七々子への気持ちを五、七、五で伝えると言っています。
もしかすると今回、エイジが七々子の姿を見て一句、書こうとしたのはこの伏線なのでは?と妄想が止みません。
今後もますます目が離せない川柳少女。早く新刊出ないか楽しみです。
長々と書いてしまいましたが川柳少女、第6巻のネタバレ、感想、ネタバレを終了させていただきます。最後までお付き合いいただきありがとうございました。